「みにくいアヒルの子」の愛称で長年親しまれてきたデンマーク製スキャン社のCI-1、この薪ストーブを約30年間使用した物が当社に展示しています。四半世紀前のビンテージ品です。この頃は、まだ扉にガラスのついたものはありませんでした。
この度、この薪ストーブを一関市のお客様に贈呈していただきました。長年丁寧に使用されてきたようで、メンテナンスもしっかり行き届いておりました。
当社ではCI-1Gの在庫が1台だけあるので、新旧並べて置いてみましたが、どちらが古いものなのかわからない位です。
製造しているメーカーが少なくなったシガータイプストーブ。しかし、いまだに人気は衰えていません。
このタイプの特徴として、薪が手前から奥へとゆっくり燃える事にあります。控えめな外観にもかかわらず、驚くほどの効率性を備えている優れものです。数多あるシガータイプのストーブの中で、CI-1Gはぬきんでて人気があり、その性能には定評があります。
これほどのものを廃盤にしてしまったのは、時代の流れなのでしょうか。各メーカーのラインナップは年々縦型のモダンなものが増えてきています。
非売品になりますが、この30年物のストーブを見てみたい方は、ショールームへお越し下さい。
全面赤錆ていました。
まずは、表面を研磨します。
その後、耐熱塗料を吹き付けます。
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後ろ |
左側がCI-1G CB、4年前に廃盤になりました。
右側が30年使用され役目を終えたCI-1の姿です。