今日はガスケットを買いに来たお客さんと木の香りの話なんかもしたので、それつながりでちょっと書いてみます。
この仕事を始める前は木の香りの違いもいまいち分からなかったし、木を見ても名前がなんだか分からなくて、このー木なんの木気になる気になる木ー、という感じだったんですが、だんだんとわかって来るとそれぞれ個性があって面白い世界ですよね。
お客さんは桜の香りが一押しのようでした。燻製などで桜チップがよく使われますが、桜の薪をストーブで焚いて、ストーブの扉を開けた時の香りがなんともいえないアロマなんだそうです。
一方、僕の一押しはナラなんですが、焚いた時の香りもよいんですけど、ナラを割った時の断面の香りが好きです。
あの香りはなんというんでしょう、なんとなく甘いですよね。
あまりに好きな香りだったので、事務所にあったナラの板を製材して日曜大工して自分用のテーブルを作りました。かなりお気に入りです。香りも良いし、木目や、色も好みです。
ナラはとにかく硬い!下穴あけないでインパクトでビス打ち込もうものならビスが負けます。
こんだけ硬いから火持ちのいい薪になるんです。硬い・重い・火持ちが良いの3拍子。
いろんな木との出会いも薪ストーブならではです。