気仙沼へストーブと煙突交換工事に行ってきました。
今回のお客様は弊社のショールームに来店し、ご自宅でお使いのストーブと比較し、燃え方や暖かさの違いを体感され煙突の重要さを理解していただき、工事する運びとなりました。
弊社ショールームは焚こうと思えば10台同時に薪ストーブ燃焼できるのですが、1台の薪ストーブの暖房能力を体感して頂くため、日頃は1台の薪ストーブだけで暖めています。
もちろんご要望があれば何台でも焚きますよ!
それではまず工事前の状況です。
ストーブの上からシングル煙突が伸びて途中から二重煙突になっていますね。
この二重煙突を手で軽く叩いてみると『カンッカンッ』と鳴ります。これは断熱材など入ってない証拠。断熱材がしっかり充填されている煙突は音しないです。鳴るとしたら鈍いゴツゴツした音です。
薪ストーブの炉内は過燃焼で焼ききれております。やはりシングル煙突だと燃えが悪いので空気を入れっぱなしになって過燃焼になるんですね。
既存のフラッシングを取って、ルーフサポートを見てみると、こんな状況でした、、
薪ストーブのプロなら解るとおもいますが、逆なんです。シングル煙突だから軽くて荷重に耐えていましたが、これでは危険です。リフォーム時に大工さんが煙突を施工されたそうですが、薪ストーブは薪ストーブのプロに任せたほうが、その後も安心です。
弊社オリジナルの堅牢なルーフサポートに交換いたしました。
煙突は全て断熱材入り二重煙突に交換いたしました。
ストーブをモルソーの3610CBに交換いたしました。
薪ストーブの後ろの既存の炉壁が空気層を設けてなく伝熱による低温炭化の恐れがあるのでウォールヒートシールドを設置しました。薪ストーブの炉壁は空気層を設けないと危ないですよ。
これで安心して薪ストーブライフが楽しめるようになりました。
特に奇をてらっている施工ではないのです。正しい仕様の正しい施工をしていればいいんです。
薪ストーブの煙突は『断熱材入り二重煙突』